「座位行動」って知っていますか

座位行動とは「座位・半臥位・もしくは臥位の状態で行われるエネルギー消費量が1.5メッツ以下のすべての覚醒行動」のことを言います。 簡単に言うと、起きてはいるけど座っていたり、横になっている状態のこと。

WHO(世界保健機関)身体活動・座位行動ガイドラインにおいて、座位行動時間が長いと健康問題が発生するリスクが高くなるとされていて、以下のようなメッセージが示されています。


このように座りすぎが様々な病気の原因となるため、座位時間を身体活動(強度は問わない)に置き換えることで健康が得られると言われています。ココで重要なのはどのような活動が良いのかということですが、次の表を見ると、「立ち話」「皿洗い」などでも1.8メッツの強度があり、座位行動時間を減らすことに有効です。


藤井寺市hp(「メッツ」で毎日の介護予防を)より抜粋


「健康維持のために何かしないといけないなぁ」と思っても運動するのは・・・と思っている人が多いのではないでしょうか。立って話をしたり、立ってテレビを見たりするだけでも十分に健康維持の効果がありますので、まずは座位行動を減らすことからやってみてはいかがでしょうか。

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