よく身体を動かす方や運動を定期的に行っている方は総死亡数や生活習慣病の羅患率が低いことはよく知られていますが、日常生活に定期的に運動を取り入れている方は、心の健康や生活の質の改善に効果をもたらすことも認められています。この効果はお年を重ねた方がたにおいても同様に運動することで心と身体に良い効果をもたらすことが多く報告されています。
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身体を動かす内容については予備心拍数の70-80%の運動強度(シカメッツラペース)まで達する有酸素運動プログラムが効果的とする報告がある、一方で保健行政では、継続しやすい有酸素運動として笑顔を保ってできるペース「ニコニコペース」週3回程度を推奨しています。
にこにこペースの運動とは、笑顔を保って走れるくらいゆっくりしたペースでの有酸素運動のことです。強度で言うと、50%相当であり、まだ余裕がある状態ですが、心臓自体はフルパワーに近い状態で動いている状態です。
にこにこペースの求め方は「138−(年齢÷2)」が運動中に目標とする脈拍です。
※60歳の方であれば、「138-(60÷2)」=目標脈拍数が108になるため、113~103回/分の間の運動がニコニコペースの運動となります。
(基礎疾患をお持ちの方はかかりつけ医や看護師に相談しながら運動してください)
にこにこペースで継続して運動を心がけて、健康にすごしませんか。
引用