ストレスの多い毎日ですね。
このストレスに皆さんはどのように対応していらっしゃいますか?
今回は、個人で行えるストレス対処法として「食事」の観点から考えてみることにしました。
食事は、私たちの身体を作り、動かし、健康な生活を送るために最も重要なものの一つです。しかし、食事は身体だけにとって重要なだけではありません。実は、食事は「こころ」にとっても大変に重要なものです。
身体だけでなく「こころ」にもよい食べものとは一体どのような食べ物でしょうか?例えば野菜や果物、魚介、穀物の多い食事は、生活習慣病の予防だけではなく、ストレスを改善させ、うつ病などを予防、改善させる効果があると言われています。栄養素としては、ビタミンB群、ビタミンD、アミノ酸、脂肪酸、ミネラルなどが良いとされています。
では、具体的な食材で「こころ」に良い食べ物とはどのようなものか?スーパーなどで簡単に手に入る食品で考えてみましょう。また、食べ方についてもポイントがあります。
スーパーなどで手に入りやすい「こころ」に良い食品とは
ビタミンB群 | 納豆、卵、豚肉、ナッツ、レバー、バナナ、鶏肉、緑黄色野菜等 | |
---|---|---|
ビタミンD | キノコ類、魚介類等 | |
アミノ酸 | 牛乳、乳製品、肉、魚、ナッツ、バナナ | |
脂肪酸 | サバやイワシなどの青背の魚等 | |
ミネラル | レバー、魚介類、わかめ、納豆、大豆等 |
食べ方のポイント
-
- 毎食きちんと食べよう。
- 野菜と魚はたっぷり食べよう。
- 食べ過ぎない。
- バランスの良い食事をとること。
-
※ストレスフルな毎日を少しでも和らげる方法として
「食事」を考えてはいかがでしょうか。
平成医療短期大学 看護学科 眞田正世