研究活動研究者インタビュー:永井 貴士

  • VOL02永井 貴士Takashi Nagai
    リハビリテーション学科作業療法専攻

先生のプロフィールを教えてください
本学は現在、短期大学ですが、その前の専門学校時代出身で作業療法士(OT)になってからは老人保健施設、総合病院での臨床経験を重ねて8年目の時に母校に講師として戻ってきました。その後、週に一度ですが研修で訪問リハビリ(2年ほど)や各務原リハビリテーション病院(現在も継続)に赴き、卒業生たちと患者様のために作業療法を実践しています。学位としては、東京の大学院で修士号を、そして現在は博士号取得のために研究活動を続けています。
教員になられた動機はなんですか
総合病院で働いていた時に母校の先生からお誘いをいただき、挑戦してみたいと思い、教員になりました。その直前まで、まさか自分が教員をするなんて思ってもみませんでした。
現在の研究について教えてください
作業療法理論を用いて、人の健康について研究をしています。特に患者様のご家族への支援をテーマにしています。
具体的にはどのような研究をされているのでしょうか
患者様のご家族様は、体は健康でも「介護」を通してとても疲弊している方が多いのです。そのご家族様のどこに不健康状態があるのかを明らかにする尺度開発を進めており、その後は実際に健康になっていただけるようなプログラムを構築して行く予定です。
家族支援に着眼した理由はなんですか
私が臨床で患者様を相手にリハビリをしていた頃から、傍についているご家族様の表情が暗く、辛そうに感じていました。当時からご家族様を支援することが大事なのではないか?と疑問を感じていたし、初めて学会で発表した内容が「家族の介護負担感」がテーマでした。臨床で一番最初に関心ごとになったのがこの家族支援だったのです。
研究以外に大事にしていることはなんですか
何よりも子供たちの成長です。3人の子供たちが私のエネルギーの源です。
休日はどう過ごされていますか
仕事以外は子供たちのお世話で時間が過ぎていきます。楽しいことばかりではないですが、一緒に居られる時間がとても大切です。
今後の展望についてお聞かせください
家族支援に向けた尺度開発の信頼性と妥当性の検証を論文化し、その尺度を基に実際にご家族様への介入研究を行って行くことができればと考えています。