研究活動研究者インタビュー:江村 正一

  • VOL05江村 正一Shoichi Emura
    リハビリテーション学科理学療法専攻

先生のプロフィールを教えてください
愛知県の高校を卒業して岐阜大学農学部、さらに大学院に進みました。その後下呂温泉病院に透過型電子顕微鏡が導入されるということで、それを取り扱う職員として岐阜県職員となりました。数年後ある医師の紹介で岐阜大学医学部解剖学の助手になり、医学部に看護学科が出来た時に解剖学担当の教授になりました。岐阜大学を定年退職し本学に勤務するに至っております。
教員になられた動機は
下呂温泉病院における医師からの紹介がきっかけで教員の道を進むことになりました。
現在の研究について教えてください
本学には電子顕微鏡がありませんので研究はしておりませんが、岐阜大学時代に得た舌の研究データを基に論文を書いています。
具体的には、どのような研究をされているのでしょうか
岐阜大学医学部解剖学研究室勤務時は、カルシウムに関係するホルモンを分泌する上皮小体(副甲状腺)を様々な環境下において、どのように細胞内の微細構造が変化するのかを透過型電子顕微鏡で観察しておりました。看護学科在籍時は、様々な動物(主に鳥類・哺乳類)の舌の表面構造を走査型電子顕微鏡で観察し、草食動物と肉食動物との表面構造の違いなど、動物と食べ物との関係について研究しておりました。
その研究に着目された理由は
特に舌を観察したかった訳ではなく、これまでにあまり舌表面を観察する研究者や発表論文が少なかったため選びました。
その研究を行う上で大変なことはありますか
より多くの種類の動物の舌を観察するため、いろんな動物園に協力いただき、動物が死亡した時に舌を冷凍宅配してもらう必要があります。こうすることにより食べ物と舌の表面構造との関係が明らかになります。すなわち、大変なことは動物の舌の収集につきます。
研究以外に大事にしている事はありますか
授業において、とにかく飽きさせないように、興味が持てるようにするにはどうしたらよいかを考えています。
休日はどう過ごされていますか
現在は新型コロナのため行っておりませんが、近くの温泉に出かけたり、映画を見たりしております。
今後の展望についてお聞かせください
4種類の動物の観察データを分析、それをまとめ論文発表したら終了です。あとは誰かがこれまでの研究成果を役立ててくれればと思います。