全学(看護学科、リハビリテーション学科)共通
本学は看護学科、リハビリテーション学科理学療法専攻・作業療法専攻・視機能療法専攻を有する医療系の短期大学です。家庭的な雰囲気の中、「職種を越えた学科・専攻間との繋がり」を大事にして、「チーム医療人の育成」を目指した特色ある教育を行っています。
1.「チーム医療」を実践できる医療人の育成
- 01多職種連携教育の実践
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- これからの地域医療・福祉では、患者さんを中心として、医師をはじめ医療専門職がチームを作り治療・ケアを行う「チーム医療」が推奨されています。
- このチーム医療の知識や技術を身につけた人材が、地域医療・福祉の現場で多く求められています。
- 本学は複数の学科・専攻の合同講義や、様々な職種の教員から講義授業を受けることができる「多職種連携教育」を実践しています。
- 多職種連携教育を通じて、互いの仕事を尊重しながら多職種と連携して働くチーム医療の方法を身につけることができます。
- 例えば、脳卒中の急性期看護では、早期からのリハビリテーションを考慮した看護が実践できるようになります。
- 02他大学との連携教育
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- 岐阜市内の大学・短期大学(医学部・薬学部・栄養学科など)と提携して多職種連携教育を行っています。
- MMeCTE(エムメクティ;多職種メディカルケアチーム医療教育)と呼ばれるこの大学間の多職種連携教育は、全国的にみても大変珍しい取り組みです。
- 03MMeCTEに参加した学生の声
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- 他の職種が持つ知識や視点の違いなどを知る事ができる、とても良い機会でした。
- チーム医療はとても大切だと感じました。患者さんのケアについて、1人では気づけない事も、色々な職種そして他大学の学生から意見を聞くことで考えに幅ができました。
- 本学の学生と他大学の学生が1つのグループになってディスカッションをしています。
2.関連法人施設との連携
- 関連法人である平野総合病院、介護老人保健施設 岐阜リハビリテーションホームが隣接しており、地域医療・福祉の場面を日常的に間近で感じることができます。
- これらの施設とは、実習施設として密接に連携しています。
3.双方向対話型教育支援システムの導入
- 「双方向対話型教育支援システム」とは、教員からの問題や質問に対し、学生が各座席にある端末(クリッカー)で回答すると、その結果が教員のパソコンで即座に集計され、教員は学生の理解度に応じて授業を進めることができるシステムです。
- 教員による一方通行の授業ではなく、学生が能動的に授業に参加し、理解促進・学習意欲の向上、自主学修時間の増加と結び付けることができます。