お知らせイベント

第3・4回オープンキャンパスを開催しました。

2025.08.21

8月3日(日)・4日(月)の2日にわたって、オープンキャンパスを開催しました。

看護学科

学科説明の様子

学科説明では、看護師の就業者数や給与などのデータを示しながら、勤務体系を分かりやすく紹介しました。次に、本学の強みである系列病院などの施設や、教員による手厚いフォロー体制、3年間の総費用について説明した後、3年間の授業の流れ、病院実習、学内イベントのスケジュールを伝えました。

体験学習の様子

母性・小児看護分野の体験として、妊婦体験スーツを着用し、靴下を脱ぐといった何気ない動作が大きな負担になることを実感していただきました。また、新生児の人形を使った着替えのシミュレーションも行いました。

また高齢者看護分野の体験では、高齢者体験ゴーグルとスーツを着て、視界の悪さや、立つ・座る・歩くといった動作の不自由さを体験していただきました。

ミニ講義の様子

「若者とスマホ〜脳への影響〜」をテーマに、スマートフォンやSNSの利便性と、研究で明らかになった悪影響、そしてその対策事例について、動画を交えて講義しました。

また「心拍と脈拍」をテーマにした講義では、心拍は「心臓の拍動」、脈拍は「動脈の拍動」と、それぞれの違いについて解説しました。健康な場合は回数が同じになりますが、心臓に異常があると、末端まで血液が送り出されないなどの理由で回数が異なる場合があります。このような身体の異常をいくつか紹介し、実際に脈拍を測っていただきました。


リハビリテーション学科理学療法専攻

専攻説明の様子

理学療法士の仕事内容を紹介した後、理学療法士になるための大学・短大・専門学校の違いについて説明しました。そして、国家試験合格に向けた本学の学習習慣のつけ方や、教員の学習サポート体制について紹介しました。

体験学習の様子

「肩関節の理学療法」をテーマに、骨格模型を使いながら肩の骨・関節・筋について講義を行いました。その後、「腕を上げた際に腕が耳につかない」といった四十肩の兆候がある被験者にご協力いただき、施術による改善を実演しました。参加者の皆さんにも簡単な施術を体験していただきました。

また「呼吸器のリハビリ」をテーマにした講義も行いました。呼吸器に障害が起きると、十分な酸素を取り入れることができなくなるため、様々な機能や行動に支障が出ることについて講義しました。理学療法士は呼吸機能のリハビリで、十分に息が吸えているかなどを様々な方法で計測します。今回は聴診器を使い、呼吸音を聞く体験をしていただきました。


リハビリテーション学科作業療法専攻

専攻説明の様子

最初に、作業療法士の仕事内容について動画を交えて紹介しました。作業療法士は、患者さん一人ひとりの症状に合わせてサポートを行います。症状は多岐にわたり、入院初期から日常生活に戻るまで長期間にわたって関わり、身体的な治療だけでなく、心のサポートも行うため、活躍の場が大変広いことを説明しました。その後、本学での実践的な学習の一例として、近隣に在住する高齢者を対象に実施するサロン活動や、客観的臨床能力試験を紹介しました。さらに、国家試験合格に向けて、グループワークを交えながらクラス一丸となって勉強に取り組む様子もお伝えしました。

体験学習の様子

作業療法体験として「オリジナル革細工ストラップ」を作成しました。金型を革に当ててトンカチで叩くことでアルファベットや星、花などの模様をつけ、筆で着色します。作業療法では、このように楽しみながらできる作業を通して、手先が不自由になった患者さんのリハビリテーションを行います。

車いす体験も行いました。用途の異なる車いすの紹介と、介助体験をしていただきました。また、半身が麻痺したことを想定し、左腕と左足のみで車いすを思い通りに進められるかを試していただき、半身麻痺の不自由さを体験していただきました。


リハビリテーション学科視機能療法専攻

専攻説明の様子

視能訓練士の業務である各種検査を紹介し、給与面や働く場所、就業時間、再就職の割合などを提示しながら、女性が働きやすい職業であることを説明しました。その後、3年間のカリキュラム内容と実習先、遠方から来る学生が多いための下宿情報、学費と諸費用などについて説明を行いました。

ミニ講義の様子

「近視の原因と治療」をテーマに、身近な「近視」の原因について、遺伝的要素や環境的要素などを解説し、治療法や進行を軽減する方法、コンタクトレンズの特徴について講義しました。

体験学習の様子

視力検査や小児用の視力検査、OCT検査(光干渉断層計を用いた検査で、網膜の断層画像を撮影し、様々な眼科疾患の診断に役立ちます)など、様々な検査方法や検査器具を紹介しました。視能訓練士は、視力検査をしながらレンズを調整したり、多様な検査器具を使用することで精度の高い検査を行います。また、目の病気などで視野が狭くなったり、色が見えづらくなったりと、視覚に障がいのある患者さんに対して適切に視力測定を行い、眼鏡や補助具の活用によって日常生活を支えます。

学生交流の様子

参加者からは、「勉強は難しいですか?」「テストで不合格になったらどうなりますか?」「アルバイトはできますか?」「実習でどんなことをしますか?」「実習中は寝られないほど忙しいですか?」「入試に合格するにはどのようなことをすればいいですか?」「車で通学できますか?」「一人暮らしでご飯はどうしていますか?」といった、学業や学生生活に関する具体的な質問が多数寄せられました。在学生が自身の学校生活を踏まえて丁寧に回答しました。


キャンパスツアーの様子

大講義室、食堂、図書館など、学内の様々な施設を紹介しました。


入試説明・奨学金説明の様子


個別相談・ひとり暮らし相談コーナーの様子