第6回オープンキャンパスを開催しました
2019.12.24
12/14(土)に第6回オープンキャンパスを開催しました。本学の4つの学科・専攻を回っていただき、それぞれの資格取得後の仕事内容を知っていただくような体験授業を中心とした構成としました。
看護学科
「赤ちゃんのお世話」をテーマに、赤ちゃんのシミュレーション人形を使い、衣類交換・おむつ交換・抱っこ等を体験して頂きました。
股関節や肩が脱臼しやすい、首が座っていない等の説明を受けた後、実際に人形に触る生徒さんはおっかなびっくりの様子でした。
勉強の内容や実習等、教員が個別に相談対応を行いました。
リハビリテーション学科 理学療法専攻
「身体の中身を見てみよう」をテーマに2種類の検査とプチ講義等を体験して頂きました。
体組成計の体験
身体の各部位について筋肉量や脂肪量、栄養の状態等、細かな数値を測ることができます。
このデータをもとにケガ等をしたスポーツ選手にはバランスの良い筋力をつけ元通りにするための指導、老人等には衰えていく筋力を如何に維持するかなどの指導を行います。
エコー機器体験
今回は腕の動脈の太さ、筋肉・腱などについて実際にどの程度の大きさなのかということを見て頂きました。
プチ講義
理学療法士の仕事内容にはじまり、勉強の内容や演習・実習でどのようなことを行うか、先輩方の就職先などを講義形式でご紹介しました。
リハビリテーション学科 作業療法専攻
「作業療法ってなんだろう」をテーマに、高校生の普段の生活からはイメージしにくい作業療法について、実際の器具を使い体験して頂きました。
コース立方体テストの体験
知能を測るためのテストで、複数の立方体を組み合わせ、目標の模様を作るものです。
ミラーセラピーの体験
左手麻痺(左腕欠損)の方を想定した器具の体験をして頂きました。脳に鏡に映った右手を左手と誤認させることで、リハビリを行う手法となります。
生活するために作業療法士が作る自助道具の紹介
腕が頭の後ろまで上がらない人のためのヘアブラシの紹介
手が不自由になり細かい食べ物がすくえなくなってしまった人のためのスプーンの紹介
検査器具の紹介
手の感覚を調べる検査
血圧計、角度計等、様々な器具を使い患者さんの症状を測り適切な作業療法を行います。
リハビリテーション学科視機能療法専攻
「視能訓練士の仕事体験」をテーマに、視能訓練士の様々な検査を体験して頂きました。
幼児の視力検査
幼児は縞模様に興味を示すことから、粗い縞模様から細かい縞模様を利用し視力検査を行います。
近視・遠視・乱視を測るテスト
器具の中身を見、光の屈折を利用することで、近視・遠視・乱視を測ることができます。
幼児の視力矯正の体験
オクルパッドという機器と専用の眼鏡を使い、片目のみパッドの映像を見せることができます。片目を塞ぎ続けることを嫌う幼児に片目で見ていることを意識させず矯正させることができます。
立体視の体験
映画等で取り入れられている手法の体験です。専用の眼鏡をかけることで、立体に見えます。