平成医療短期大学は、岐阜県岐阜市黒野にキャンパスを置く医療技術・看護系短期大学であり、リハビリテーション学科視機能療法専攻(入学定員40名)、理学療法専攻(入学定員80名)、作業療法専攻(入学定員40名)、看護学科(入学定員80名)の2学科3専攻(全学収容定員720名、専任教員数45名)で構成されています。
視機能療法専攻は、国内で唯一の視能訓練士養成短期大学であり、1988年設立の岐阜視能訓練士専門学院の流れを汲む、国内で2番目に長い歴史と伝統を持つ視能訓練士養成校です。
令和6年5月現在、86名の学生が在学しており、その特徴としては女子学生の割合が高く(女子学生割合95%)、温和怜悧で学習意欲と視能訓練士として働くことへのモチベーションが非常に高い学生が多くいます。学生たちは、専門学校のような資格取得・即戦力指導ではなく、学術や教養をベースとした大学基準の教育が今後の視能訓練士には必要不可欠であるということを認識したうえで入学しており、教育手法等については四年制大学に準ずるものと考えます。
視機能療法専攻の教員は専任の教授3名、講師1名、助教1名、特任教授1名が所属しており、その職位と専門分野に応じて業務を分担しています。教員の業務は短期大学のカリキュラムの特性上、四年制大学に比べ研究よりも教育に割り当てるエフォートが多く、学生と関わる業務頻度が高いことが特徴です。
なお、学生指導については以下に示した視機能療法専攻学生心得に即して行っています。
- 視機能療法専攻 学生心得
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- 礼儀礼節を重んじ、敬意をもって他者と接すること
- 所作、服装に医療人を志す者としての気品を保つこと
- 挨拶を欠かさず、正しく丁寧な言葉遣いをすること
- 与えられた目標の達成に使命感を持ち、最善を尽くすこと
- 教授された事柄を書き留めておくこと
- 本学学生および視能訓練士養成校学生の模範となるよう努めること