1.模擬患者とは
医療系学部の授業では、患者との良好な関係を築くために必要なコミュニケーション力を実践的に学ぶ演習があります。模擬患者とは、その際にお手伝いいただく患者役です。視機能療法専攻の場合、視能訓練士を目指す学生が、模擬患者に検査の説明を行い、眼科検査を行います。実際に行っていただく役割は以下の2点です。
① 検査を受ける・・・学生が実施する眼科一般検査(視力・屈折検査、眼位・眼球運動検査、両眼視機能検査 など)を受けていただきます。
② コメントをする・・・検査に際して、学生の説明、態度や言葉遣いを観察し、どのような点が良かったか、どこがわかりづらかったか、どこを改善すれば良いかということを率直に学生に伝えていただきます。
2.模擬患者ボランティアでのお断り
① 守秘義務・・・体験実習で行われた検査結果に関しては、外には洩れないよう学生には「個人情報保護」を徹底させています。
② 氏名など・・・氏名や生年月日などは、こちらで用意した実際と異なる氏名、年齢を使っていただきます。
③ 検査結果・・・眼科一般検査の結果は、学内で「模擬患者参加型体験実習」の振り返り学習の際に使用されます。
視能訓練士を目指す学生のコミュニケーション教育をご理解いただき、医療教育を盛り上げて下さる方のご参加をお待ちしております。ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。
3.スケジュール
2020年1月 9 日(木) | 15:00~16:00 模擬患者参加型体験実習の概要説明 眼科一般検査の説明 コメントのしかたの説明 |
2020年1月16日(木) | 13:00~13:30 本日の概要説明 担当分担 13:30~15:50 模擬患者参加型体験実習の実施(途中休憩あり) |