看護学科
地域医療を支える訪問看護ステーションを経営し、自宅で笑って安心して過ごせるサービスを展開しています。
山田 剛司さん
- 卒業学科
- 看護学科
- 卒業年
- 2004年
- 勤務地
- みる訪問看護ステーション
Q 現在のお仕事について教えてください。
現在、訪問看護ステーションの管理者兼、経営者として運営しています。
私の事業所の特色として、医療ニーズの高い方々でも安心してご自宅で過ごせるように支援したいという思いで運営しています。0歳からご高齢の方々と年齢は幅広く、さらに人工呼吸器をはじめ、様々な医療デバイスの管理を行いながら、看護を提供しています。
Q 仕事でやりがいを感じることを教えてください。
実践では、利用者さまが笑って安心して過ごせている姿を見ることやりがいを感じます。また、最期までご自宅で過ごしたいという思いを叶えられた時は、訪問看護師としてのやりがいを感じます。
管理者としては、メンバー個々の成長はもちろん、チームとして困難なケースを乗り越えた時はとてもやりがいを感じます。
Q 仕事で大変だと思ったことを教えてください。
大変な事は、たくさんありますが、大変な中にやりがいが生まれるので、大変を楽しむようにしています。大変だと思ってもやらなければいけないことはやらないといけないので、ネガティブにとらえないように意識しています。
Q 看護師になってよかったこと・魅力を教えてください。
看護師は、人の生死に隣り合わせの職種です。十人十色の人生があり、価値観がありドラマがあります。
同じでも歩んできた人生は全く異なり、その一人一人の物語に看護師として伴走できることが魅力です。訪問看護師としての魅力は、医療の視点で生活を支えられ、生活の視点で医療を考えられる唯一の職種だと思います。それが仕事としてできるので、私には天職です。
Q 看護師を目指したきっかけを教えてください。
私の中学の卒業式の日が、祖母の葬儀でした。今、考えると祖母は乳がん発症から肺転移・骨転移だったと思います。約30年前は、まだ本人への告知は家族の判断にゆだねられる時代でしたので、祖母は自身の病気や余命については知らないまま旅立ちました。当時中学生だったわたしも、病気や予後も知らないまま、酸素マスクに意識朦朧とした祖母を横に、何もできない、声もかけられない無力さを感じたことを今でも鮮明に覚えています。そこから、僕は患者さんのそばで何かできる仕事がしたいと思ったのがきっかけです。
Q 平成医療短期大学での思い出を教えてください。
本当に出来が悪く、先生方にご迷惑をおかけした思い出しかありません。
Q 今後の展望を教えてください。
現在は、訪問看護ステーションの運営をおこなっていますが、看護師が地域で活躍する場をもっと増やしていきたいと思います。
Q 看護師を目指している中学生・高校生にメッセージをお願いします。
看護師は、病院内だけの仕事ではありません。病気を治すだけの仕事でもありません。訪問看護では、病院では見えにくい『人生』に触れることができます。一人ひとり違う物語に出会い、その大切な時間を支えられることが、訪問看護の大きな魅力だと思います。看護師を目指す皆さん、訪問看護の魅力にも是非触れてみてください。