
(視能訓練士ってどんな人?)
眼科検査、視機能矯正、残余視力活用指導のスペシャリスト
昭和46(1971)年に国家資格として生まれ、斜視や弱視の矯正訓練を業務としてスタートしました。
その後、視能訓練士は生活環境の変化、高齢化がもたらす眼への影響、乳幼児健診の普及などにより、乳幼児からお年寄りまでの幅広い年齢層の方々に対して、眼科領域におけるほぼ全ての検査を行うようになりました。
しかし養成機関が少なかったため今年で35回の国家試験になるのですが有資格者が現在5000人程とまだまだ少ないのが現状です。
そんな中、最近では視機能が低下した患者様に残余視力の有効使用を指導するなど視能訓練士の活躍領域は増大し、社会的重要性も高まっており、これからますます期待される職業といえます。
本科は、日本で4番目の視能訓練士養成校として開設されて以来、斜視や弱視を早期発見し、正常両眼視機能を獲得維持させる訓練を始めとし、眼科一般検査にも精通した「視能訓練士」を養成しています。
視能訓練士は昭和46年に制定された「視能訓練士法」という法律に基づいた国家資格をもった医療技術者です。
その当時は斜視や弱視のために両眼視機能に異常がある子供の訓練治療が主たる仕事になっていて、視能訓練士が行って良い業務にかなり制限がありましたが、数年前の視能訓練士法の改定に伴い、業務が拡大され、医師の指示の下に、眼科診療で行われる殆ど全ての検査を、視能訓練士が行ってよいことになりました。
現在では、本来の仕事である両眼視機能の検査、訓練はもちろん、それ以上に他の眼科検査、例えば、屈折、視力、眼鏡、視野、色覚、光覚、超音波、電気生理等の検査、眼底写真の撮影等、眼科領域での実に多様で複雑な検査を行うことが多くなっています。
また不幸にして途中で治療不可能な視覚の障害が出てきた人に対して、残余視力を活用する方法を指導することも増えつつある仕事のひとつといえます。
また近年、医療のあり方も大きく変わり、異常となってから治療するのではなく予防医学の立場から小さな異常を早期に発見し早期治療を行っていくことが重要な課題となってきたため、OA機器を使用する人たちへの眼精疲労の検診、成人病などのドック、乳幼児の眼の機能の検診など、ますます盛んになりつつあります。
そしてその検診業務に視能訓練士が参加することが多くなっています。
どの業務もその都度適切な判断力を要求される、専門性が高く、熟練を要する仕事です。養成校が毎年のように増えつつあることからいっても、今後ますますその発展が期待される職業であるといえます。
(日本にどの位の有資格者がいるの?)
視能訓練士が昭和46年(1971年)に国家資格として制度化され、国家試験も今年3月に第32回が実施されました。長期にわたり学校が少なかったため、有資格者は約4600人程度で、今のところ都市部に集中しています。
(学校はたくさんあるの?)
現在日本にある視能訓練士養成校の施設は18校です。
まず、昭和45年(1970年)に東京、50年(1975年)には大阪に短大卒以上を対象とした国立の学校だけでスタートしましたが、その後3校目に新潟に高卒で入学可能な3年の学校ができ、4番目として昭和63年(1988年)に我が校が岐阜視能訓練専門学校という名称で開設されました。
平成2年(1990年)4月に平成医療専門学院 視能訓練学科と名称を変更しました。
その後何年かして、北海道、埼玉、大分、神戸、仙台、愛知、東京にも同様の専門学校ができ、また岡山と、神奈川、宮崎、九州、栃木には大学もできて、現在全部で18校が、日本全国にほぼブロック別分布していることになります。
これは視能訓練士の全国的不足に対し厚生省が積極的に的に開設を働きかけた為といわれています。
このようにわが校は、数ある視能訓練士養成校の中でも、特に歴史と伝統のある学校です。
|
|